自ら環境を構築して執筆するブログ

Android スマホのtermuxアプリ上でArch Linuxを動かす

最近、android スマホにtermux を入れて、いろいろ遊んでいます。termuxはgoogle play から入手できます。

termux は端末(terminal)みたいなものです。termux上でUbuntuやArch Linuxが動くみたいです。

今回は、TermuxArch を使ってtermux 上でArch Linux を動かしてみました。

TermuxArchの導入

まず、Android で扱っているファイルを termux からも扱えるようにします。

 
$ termux-setup-storage
 

termux内のソフトウェアの状態を最新にします。

 
$ apt-get update
$ apt-get upgrade 
 

wget、git、prootをインストールします。

 
$ apt-get install  wget git proot
 

githubからTermuxArch を取得します。

 
$ git clone  https://github.com/sdrausty/TermuxArch
 

TermuxArchのフォルダができるのでその中に入って setupTermuxArchスクリプトを実行すればArch Linux のインストールが自動的に始まります。

インストールが完了するとarchというフォルダが生成されるので、その中に入ってstartarchを実行するとtermux 上でArch Linux が起動します。

私が使用しているスマホはHuawei nova lite3です。termux 上でuname -aコマンドで確認するとaarch64アーキテクチャであることがわかります。

今回インストールしたのは、正しくはArch Linux ARM プロジェクトのもので、Arch Linux 公式とは異なるプロジェクトです。

ミラーサーバの設定

Arch Linux のインストール後にやることは、まず、ミラーサーバの設定でしょう。Arch Linux ARMについては世界各地にミラーサーバがあるみたいです。

rankmirrorsコマンド(pacman-contribパッケージに含まれる。)でミラーサーバのリストの順序を自動的に並び替えることができます。

Neovim

Neovim はArch ARM のリポジトリに入っているのですぐにインストールできます。

~/.config/nvim/に設定を保存するのも、pcと同様です。dein等によってプラグインも自由に入れることができます。

分かりづらいのですがNerdtreeを起動させたときのスクリーンショットです。